マツダスピードUSA、デイトナ24時間での24回目のクラス優勝を狙う
2012年デイトナ24時間レース・プレビュー

北米の大部分が寒さに凍える一方、マツダのチームは暖かい日差しのフロリダに到着した。この1月末から3月にかけて、デイトナビーチ、セブリング、セントピーターズバーグなどから多くの北米モータースポーツが開幕する。

グランダム
 今回で50周年を迎えるデイトナ24時間レースを初戦とし、2012Grand-Amシリーズが開幕する。マツダは24回目のクラス優勝を狙う。
 2008年、2010年とクラス優勝を二度獲得している#70 SpeedSouce マツダRX-8 GTの今年の勝算は五分五分。レギュラードライバーのシルバイン・トレンブレイ、ジョナサン・ボマリトに加え、元マツダドライバーのジェームス・ヒンチクリフ、マリノ・フランキッティがドライブする。
 デンプシーレーシングはRX-8 2台体制で臨み、前回の2011年レースで獲得した3位以上の表彰台を狙う。
 昨年より実力を上げてきたチーム・サーレンは、それぞれ赤、黄、黒、3台のRX-8 GTで参戦し、表彰台を狙う。
 デイトナに参戦するロータリー軍団に、有名なモータースポーツ一族の一つ、アンドレッティ家が加わった。ジョン・アンドレッティは、優勝経験者としてデイトナ24時間レース50周年記念の招待状を受け取った。ジョンは、彼の19才の息子ジャレット・アンドレッティとチームを組み、元スターマツダチャンピオンのテイラー・ハクオード、アンダース・クローンの二名とともに#36 イエロードラゴンモータースポーツRX-8 GTで参戦する。

コンチネンタルタイヤスポーツカーチャレンジ
マツダは、2011年コンチネンタルタイヤチャレンジSTクラスのディフェンディングシリーズチャンピオンとして、2012年の開幕戦でデイトナに参戦する。
 フリーダムオートスポーツとi-Motoは、それぞれ三台体制で参戦。フリーダムオートスポーツは#25、#26、#27の三台のMX-5。i-Motoは#30、#31、#32の三台のMazdaspeed 3。
 CJウィルソンレーシングは、#03 Mazdaspeed3と#04 Mazda MX-5の二台体制。今シーズから、モッズスペース、コントラクトコープ、フォルツァ4 / Xboxのスポンサーがついた。
 さらに、#44 Nixon Motorsports Mazdaspeed3、#66 ライリーレーシング マツダRX-8、#69パイレーツモータースポーツMazda RX-8が参戦する。

2012.1.26
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