Mazda 2を含むB-Specレースが2012年シーズンに開催
Grand-Amロードレーシング

Grand-Amロードレーシングは、Bセグメント車両によるスポーツカーシリーズの新カテゴリー、B-Specについて発表した。今シーズンは全6戦が開催される。

現在、1戦あたり30-45分程度のスプリントレースが予定されている。全6戦の開催コースと日程は、4/27-29: ホームステッドマイアミスピードウェイ、5/11-13: ニュージャージーモータースポーツパーク、6/8-9: ミッドオハイオスポーツカーコース、6/29-7/1: ワトキンスグレンインターナショナル、9/7-9: マツダレースウェイラグナセカ、9/28-29: ライムロックパークそれぞれ、Grand-Amロレックスシリーズ、コンチネンタルタイヤスポーツカーチャレンジと同日開催となる。

エントリー資格のある地方ドライバーが、シリーズチャンピオンというよりも、むしろ各レースで優勝を目指して参加することを期待している。また、現役プロフェッショナルドライバーには参加資格は与えられない。

同シリーズにはMazda 2、ホンダ・フィット、フォード・フィエスタ、ミニ・クーパー、キア・リオの合計5メーカーの車両が既に参戦を表明しており、さらに参戦メーカーが増えることを期待している。

エントリーレベルレーサー向けの、最も手の届きやすい価格帯となるB-Specは、自動車ビジネスの高成長セグメントのひとつであり、クラブレーサーからの支持を得ることが期待される。車両は4気筒モデルで、価格は$20,000(160万円)から$30,000(240万円)程度を予想している。

B-Specは、量産エンジンとシャシーを使ったショールームストックレーシングカーであり、ロールケージ、レーシングシートやその他の安全装備を装着し、メーカー公認のサスペンションキット、タイヤ、ホイールを装着する。車両間の性能バランスを図るために、重量調整バラストなどの使用が検討されている。

各メーカーは、Grand-Am公認のパフォーマンスキットを開発する。これらのパーツだけが装着することを許される。全ての練習走行が予選のように位置づけられ、決勝グリッドが決定する。

Grand-Amマネージングディレクターのマーク・ラファウフは、「Grand-Amレーシングの新カテゴリーは新しいレーサーと新しいファンを引きつけるだろう。車両がクールで身近なレース、誰でも楽しめる。Grand-Amが既に全てのイベントで実施している試みにフィットする」と語った。

2012.2.21
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