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新型Mazda3 MPS が2010タルガ・タスマニアラリーに出場

マツダ・オーストラリアは、新型Mazda3 MPS(アクセラターボ)を今年のタルガ・タスマニアラリーでデビューさせると発表した。マツダ・モータースポーツのアラン・ホーズリーの監修のもとで開発されたニューカーをドライブするのは、将来有望な国内ラリードライバーの一人、ブレンダン・リーブス。

4月27日-5月2日に開催されるタルガ・タスマニアには、マツダから新型Mazda3 MPSとRX-8 SPの2台が参戦する。昨年6月にオーストラリアでデビューした新型Mazda3 MPSの2.3リットル直噴ターボエンジンは、タルガ・ショールームプロダクションカテゴリーのレギュレーションの範囲でチューニングされ、マツダ・モータースポーツの手により最高出力約285馬力に高められている。一方、RX-8 SPはターボを装着し、前回のタルガチャンピオンであるスティーブ・グレニーがドライブする。「Mazda3 MPSの戦闘力は素晴らしく、3年連続、10回目のクラス優勝を確信している。」とアラン・ホーズリーは語った。

リーブスのコ・ドライバーを務めるのは、彼の姉のライアノン・スミス。普段は学校の教師を勤めている。このダイナミックなコンビは既に30回以上ラリーを戦ってきたが、彼らにとってタルガは昨年起きたラリー中の事故で大ケガを負ったスミスの復帰戦として、とても重要なラリー。「マツダのホーズリーさんやチームのみんなが時間をかけて仕上げたマシンは、素晴らしく戦闘力が高い」とリーブスは語る。リーブスとスミス、そしてMazda3 MPSの組み合わせは、昨年のタルガでクラス3位、2WDのショールームカーカテゴリーで最速だった。今回も活躍が期待される。

タルガ・タスマニアラリーは、オーストラリア南部のタスマニア島で毎年開催されるオール舗装のハイスピードラリーである。
2010.2.28
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