オーストラリアチームが2011MX-5アイスレースで活躍

今年もマツダMX-5(ロードスター)による欧州国別レースが行われた。今回はスウェーデンでの氷上コースがそのレーストラックとなった。レース期間中は晴天に恵まれ、26カ国から代表チームが集まった。唯一の欧州以外からの参加となったオーストラリアチームは、氷上ドライブの経験の少なさから特別招待扱いとなりランキングの対象外となった。
しかしながら、オーストラリアチームは、氷上ドライブの経験の少なさをものともせず、Day1の予選と練習走行でポールポジションを獲得した。

決勝当日は晴天といいつつも外気温はマイナス31度であり、スウェーデンの中央西部にあるカルフン湖は、まさに氷上コースとして最高のコンディションとなった。レースは各2時間の2セッション制で、最も多くラップしたチームが勝者となる。セッション1でもオーストラリアチームはDay1同様にファステストラップをたたき出すなど大活躍した。セッション2ではロシアチームが、その豊富な氷上ドライブの経験を活かし、レースをリード。つづいてオーストラリアチームとベルギーチームがテールツーノーズの接戦を繰り広げながらロシアチームを追うかたちとなった。ゴール直前まで接戦が続き、大いにレースを盛り上げた。
優勝したのは経験に勝るロシアチーム。オーストラリアチームは欧州の強豪を抑え2位を獲得した。表彰台では上位3チームによるシャンペンシャワーが用意され、MX-5による氷上レースという忘れられないイベントとなった。
マツダオーストラリアの広報マネージャーであるスティーブ・マシーバーは、オーストラリアチームの健闘をよろこび、「ほとんど未経験のコンディションで2位獲得は素晴らしい結果だ。オーストラリアスピリットでMX-5のパフォーマンスを引き出せたことをとてもうれしく思う」と語った。

2011.3.8
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