寺田陽次郎、初のコークスクリューに「ワクワク!」

北米マツダの招聘により、8月18日から始まるクラシックカーレースイベント「ROLEXモンタレー・リユニオン」に出場することになった寺田陽次郎さんを訪ね、お話をうかがいました。

寺田さん 「2000年前後はアメリカのレースにはよく出ていたんですが、何故かラグナセカには行ってなかったんですよね。だから、僕にとっては今回が初走行です。写真やコースレイアウトを見ると、有名なコークスクリューはロードアトランタのように高低差のあるファストコーナーなんでしょうか。早くトライしてみたいですね。初めてのレーストラックはいつでもワクワクしますが、北米マツダのホームコースで787Bを走らせていただくのは、僕にとっても光栄なこと。声をかけていただいたことに、心から感謝しています。アメリカのマツダファンの皆さんに、マツダ787Bのビューティフルサウンドをお聞かせします。是非楽しみに待っていてください。また、僕が走ることになっている走行枠には、1991年に僕と従野、ピエール・デュドネが乗った787の56号車も走ることになっているそうです。この2台は、僕たちが手塩にかけて育てたマシンですからね。20年ぶりにあのマシンに対面するのもとっても楽しみです。そのほか、1994年に借りてルマンに行ったRX-7 GTOとも会えるそうです。とても懐かしいです。それにしても、アメリカの方は、かつて活躍したレースマシンを本当に大事に動態保存してくれています。感心しますし、その姿勢を心からリスペクトします。では皆さん、マツダレースウェイ・ラグナセカでお会いしましょう」

寺田さんは16日に日本を発ち、サンフランシスコ経由レーストラックに近いカリフォルニア州モンタレーに入る予定とのことです。デイリーレポートは、日本時間18日からスタートの予定です。

【関連ページ】米「モンタレー・リユニオン」にマツダ787Bと寺田陽次郎が参加

2011.8.11
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