MX-5 GTカーが英国GTN選手権最終戦でクラス2位を獲得

英国ブリットカー選手権の最終戦が、11月18日〜19日にブランズハッチインディサーキットで開催されました。Mazda MX-5 GTは、ポルシェ、フェラーリ、ロータス、ジネッタなどの強力なライバルと戦い、BMW M3に次ぐクラス2位、総合5位を獲得しました。

マーク・タイスハーストとオウェン・ミルデンホールがドライブする今回のMX-5 GTは、2012年シーズンに向けたニューマシンでした。新しい軽量シャシーにギアボックス、新設計のロールゲージと前後エアロパーツを装着し空力性能を向上させ、軽量だった前モデルからさらに50kgもの軽量化を実現し、車高が20mm低くなりました。これにより、タイヤのグリップ力を引出し、コーナリング安定性を向上させることに成功。もともと優れたハンドリングと低燃費、タイヤへの負担も少ないMX-5 GTは、まさに耐久レースで勝てるマシンへと進化しました。

今シーズン、Mazda MX-5 GTはシリーズ総合4位、クラス2位を獲得しました。一方のプロダクションクラスに参戦した元F1ドライバーのマイク・ワイルズと英国軍人ドライバーのジェームス・キャメロンのドライブするMX-5プロダクションレースカーは、最終戦を2位で締めくくり、シリーズ総合7位、クラス4位でした。マツダUKのPRディレクター、グレアム・ファッジは、「今シーズンはMX-5 GTを、ポルシェやロータス、ジネッタ、マーコス等と戦えるGT4耐久レースカーとして仕上げる開発期間として見ていましたが、3回も表彰台に立つことができ、シリーズ総合4位、クラス2位を獲得することができました。ジョタレーシングの開発力と、MX-5の素性の良さを証明したシーズンだと言えます」と、コメントしました。

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2011.11.27
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