豪マツダモータースポーツ、3台体制でタルガタスマニアに参戦

マツダオーストラリアのオフィシャルチームが、4月18日から22日にオーストラリア・タルガ選手権の最終戦、タルガタスマニアに3台体制で臨むことを発表しました。この全走行距離が586kmに達する世界でも有数の過酷なターマックラリーに2台のMazda RX-8 SPとMazda3 MPSが参戦します。

RX-8 SPターボに乗るのは、オーストラリアの若手ナンバーワンコンビのブレンダン・リーブスとライアノン・スミス。彼等のRX-8 SPでの競技参戦実績は、それほど多くないにもかかわらず抜群の強さを見せ、1月のタルガ・レストポイントラリーでは3位を獲得しました。今回も、チーム、マシンとも表彰台を狙います。 もう一台のRX-8 SPに乗るのはマット・リカルド。タルガ・レストポイントラリーで4位につけて、その実力を証明。今年でマツダモータースポーツ4年目となるバーニー・ウェブが、豊富な経験を生かし、コドライバーとしてリカルドを完璧にナビゲートすることでRX-8 SPを勝利へと導いてくれることが期待されています。 Mazda3 MPSで参戦するのは、オーストラリアラリーチャンピオンを4回獲得した経験のある夫婦チーム、サイモン・エバンスとスー・エバンス組。既にタルガ・ハイカントリーラリーとタルガ・レストポイントラリーでMazda3 MPSをクラス優勝へと導いています。マツダモータースポーツから参戦する初年度において、オーストラリア・タルガ選手権シリーズでのクラス優勝は確信的といえるでしょう。

マツダモータースポーツの代表、アラン・ホーズリーは、チームの強さに自信を見せ、「我々のチームは、若手とベテランが上手くミックスされている。今回のタルガでは、予報によると雨天となるようだが、我々のマシンにとっては好都合。ウェットコンディションでも強く、4WD車とも十分戦える」と語りました。

2012.4.15
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