オーストラリアのタフなラリー、2012年タルガタスマニアがスタート

4月17日 オーストラリアの最も過酷なターマックラリー、タルガタスマニアが4月17日にスタートしました。この日行われたのは、翌日からの本格的競技スタートを前にしたプロローグイベント。スタート地のジョージタウン近くの2ステージのタイムにより翌日からの出走順が決められることになります。 オーストラリアマツダモータースポーツからのエントリーは、当初3台と伝えられていましたが、マツダ2を加え計4台となりました。

2台のRX-8 SPロータリーターボは、それぞれブレンダン・リーブスとマット・リカルドがドライブします。両車ともタイヤをいたわりつつ、ハイペースでの走行を見せ、明日以降の長距離にわたるハイスピードラリーに備えています。改造範囲が制限されたショールームスペックのマツダ3 MPS(マツダスピードアクセラ)をドライブするのはサイモン・エバンス。 4番手タイムを出したRX-8 SPのブレンダン・リーブスとさほど変わらないタイムで走り、最終的にショールームスペッククラスの優勝を狙います。そして、マツダ2をドライブするのがアンドリュー・マクリーン。軽快なハンドリングを生かし、他のよりパワフルなライバルを相手に引けを取らないタイムで走行しています。

オーストラリアマツダモータースポーツの代表、アラン・ホーズリーは、この日の結果を確認し、「初日は、とくにトラブルも無く、全車とも良い走りが出来ていた。プラン通りのパーフェクトな走りだったが、明日からが本番。今までの経験から、明日、いくつかのキーとなるステージがあり、コースは70km以上におよぶが、我々にとってはむしろ、ライバルをリードするチャンスだ」と語りました。

2012.4.19
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