マツダMX-5 GT、英国GT選手権ロッキンガムはリタイヤ

6月10日に英国ロッキンガムで行われた英国GT選手権レースで、序盤からクラス3位を快走したマツダMX-5 GTはその後ディファレンシャルトラブルでリタイヤとなりました。

320馬力を発生する2リットルターボエンジンを搭載するMX-5 GTは速いラップタイムを刻み、レースが中間点を折り返しても尚クラス上位争いに加わるなど、期待通りの走りを見せていました。結果は残念でしたが、このレースでもまたマツダが誇るライトウェイトスポーツをベースとしたこのマシンの方向性は正しいと認識させるものであり、チームは既に次戦ブランズハッチのポディウムに狙いを定めています。

JOTAスポーツとマネージングダイレクターであるサム・ハイネットは、このレースで見せたパフォーマンスに勇気づけられています。「初戦のニュルブルクリンクで好感触を得ていたので、今回のリタイヤはとても残念です。しかし、チームとドライバーは好結果を得るためタフな今週末を耐え抜きました。気持ちを切り替えて、次のブランズハッチに向けての準備を進め、クルマの開発も続けなければなりません。まだこのクルマポテンシャルをフルに発揮しきれていないので、次戦にそれができることを楽しみにしています」と語りました。

2012.6.24
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