マツダMX-5 GT4が英国GT選手権で初ポディウム
英国GT選手権ブランズハッチ

英国GT選手権は6月24日にイングランド中部のブランズハッチで第4戦が行われ、GT4クラスに参戦しているマツダMX-5 GTが遂に3位表彰台を獲得しました。

ライトウェイトシャシーに320馬力の2リットルターボエンジンを搭載するMX-5 GTは、練習走行ではクラス2番手タイムを記録し、予選では5位を獲得しました。雨のスタートとなった決勝レースは、5番グリッドからスタートしたマーク・タイスハーストが3コーナー目までにクラストップとなり、その後20分間トップを走り続けました。中盤、オウェン・ミルデンホールにドライバーチェンジするころには、一時総合2位につけるなど速さを見せ、MX-5 GTは2時間のレースを走りきりました。オウェンは、GT4クラス3位でフィニッシュ。それまで表彰台の常連だったジネッタ勢に割って入り、MX-5 GTのポテンシャルの高さを証明しました。

「英国選手権のGT4クラスは、この数年間ジネッタの独壇場でした。しかし、これからは違います。JOTAチームの仕事は素晴らしく、彼らの仕上げたMX-5 GTは、一時は総合2位を走り、フェラーリや、ポルシェ、メルセデスといった格上とも戦えることを証明しました。我々には、8月の次のレースまでにまだまだやらなければならないことがあります。来週のグッドウッドフェスティバルのヒルクライムにも参加しますが、次のレースでは、もっと良い結果を出せるでしょう」と、マツダUKのPRディレクター、グレアム・ファッジは語りました。

2012.6.30
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