全米からMX-5が「ミアータ@MRLS」に集結

4月27日・28日の二日間、カリフォルニア州サリナス近郊のマツダレースウェイ・ラグナセカは、全米各地から集まったマツダMX-5・ミアータで賑わいました。

2009年のマツダMX-5 20周年に合わせて第一回「ミアータ@マツダレースウェイ・ラグナセカ」が開催され、以後毎年の恒例行事として行われており、今年で五回目となりました。完全にMX-5ミアータのオーナーだけのイベントで、各レベルに合わせたサーキット走行やパレードラップを通じて、特徴的な「コークスクリュー」コーナーを含むマツダレースウェイ・ラグナセカのサーキット走行を楽しむことができます。希望者には、プロドライバーの同乗走行も可能です。サンダーヒル25時間レースに出場している本格的レーサーや自己流改造マシンでやって来た人、遠方からキャリアカーでマイカーを運び込んだ人もいました。パドックでは、あちこちでそれぞれ個性的にモディファイしたりカラーリングを施した愛車自慢が始まり、お互いにすぐに仲間になれます。

本年は、初代MX-5と第二世代のデザイングループを率いた元マツダUSAデザイナーのトム・マタノさんがゲストに招かれました。MX-5オーナーにとっては、「ミアータの父」であるマタノさんは特別な存在です。要求に応じてそれぞれの愛車のボンネットやダッシュボードにサインをしていました。マタノさんは、現在サンフランシスコに在住しており、デザインアカデミー大学工業デザイン課の幹部ディレクターを務めています。そして、マタノさんの後輩に当たる現マツダUSAのデザイン担当ディレクターのデレック・ジェンキンスもこのイベントに参加しました。昨年のSEMAショーで発表した「MX-5 SUPER 25」や「MX-5スパイダー・コンセプト」を覚えている方も多いでしょう。これら彼の作品について、デザインコンセプトの解説などを行いました。マツダMX-5オーナー、ミアータマニアにとって、夢のようなイベントとなったことでしょう。

2013.5.3
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