ピレリワールドチャレンジCOTA戦でマツダ2がハットトリックを達成

5月18・19日にテキサス州オースチン郊外のサーキットオブジアメリカズ(COTA)でピレリワールドトリーズ開幕戦3レースが行われ、アーニィ・フランシスJrがドライブするマツダ2がTCBクラスでハットトリックを果たしました。

米国で初めて開催されたオーストラリアンV8スーパーカーレースと同日開催された同レースでハットトリックを果たしたのは、フロリダ州デイビス出身のアーニィ・フランシスJr.。彼は15歳3ヶ月25日でワールドチャレンジのポールポジション獲得と初優勝を飾ると言う新記録を残しましたが、第1レースに出場していた彼の父親アーニィ・フランシスも同様にマツダ2で3位に入り、親子で表彰台を分け合うという離れ業を披露しました。父は予選7位から追い上げて3位に入っています。父親のフランシスは、5ポジションアップを果たしたことでSUNOCO提供のハードチャージャー賞を受賞しました。

また、同日行われた第2レースでもフランシスJr.は優勝を遂げ、一役「彗星現る」と話題を集めました。「ここまではご機嫌です」とフランシスJr.は語っています。「アマチュアレースでは優勝したことがありますが、最初のプロフェッ所なるレースでの勝利は格別です。チャーリー・ジェームス(MINIクーパー)が第二レースのほとんどをリードしていて、最終ラップの最終コーナーまで抜くチャンスはありませんでした。だけど、最終ターンで外側から仕掛け、グリーンに少し脱輪しかけたけど抜き返すことができました。フィニッシュラインでの差は多分30cmぐらいだと思います」。翌日に行われた第3レースでもフランシスJr.が優勝。前人未踏のハットトリックを果たしました。

2013.5.24
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