ナイトスポーツ・マカオチャレンジRX-8、国内テストを完了

ナイトスポーツは、10月3日(木)に本年のマカオグランプリ・ロードスポーツチャレンジに出場するマツダRX-8(13Bターボ)の国内最終テストを富士スピードウェイで行いました。

本年のマシンの主な改良点は、エンジンのポート形状見直し、タービン変更、ブーストアップ、エキゾーストパイプの取回変更などで、昨年比約30馬力のパワーアップを果たしています。そのほか、リヤウイングマウント位置変更、フューエルタンク搭載位置の変更など本年の車両規則に則した改造を施しています。この日は、ECUのマッピングチェックやサスペンションのセットアップ、空力および操縦安定性の確認などが主な目的でした。ドライバーの谷川達也は、午前30分間、お昼に30分間を走行し、早々とテストメニューを終了。メカニック達はマシンをトランスポーターに搭載してファクトリーへと戻っていきました。このあとは、10月7日の船積みに向けて送り出しの準備を行うとのことです。

谷川は、「エンジンのパワーアップは十分に体感できるレベルとなっており、今から決勝レースが楽しみです。今年こそは総合優勝を果たしたいですね。今日のテストは、2013年のレギュレーションに対応させる作業と同時に、車検で指摘される可能性がある部分をすべて洗い出してチェックしています。レースでライバルとなるランサーやインプレッサなどのハイパワー4WD勢は、毎年かなりのレベルでパフォーマンスをあげてきています。でもRX-8のポテンシャルを発揮できれば、勝算は十分にあります。全力で優勝を勝ち取って、これまでサポートしていただいている現地のマツダ香港、マツダマカオを運営しているバンイクモーターの皆さんやナイトスポーツのスタッフの苦労に報いたいですね」と語っています。

本年のマカオGPロードスポーツチャレンジは、11月16日(土)に決勝レースが行われます。

2013.10.4
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