10月5日(土)〜6日(日)にタイ・パタヤのビラサーキットでタイ・スーパーシリーズが開催され、マツダ・セールス・タイランドがサポートするマツダ2が初優勝しました。

この時期のタイは、不安定な天候が続く雨期。今回スーパーカップ第3ラウンドが行われた両日とも雨時々曇りの天候となりました。2台のマツダ2が出場するスーパープロダクションレースは、フォード・フィエスタ、トヨタ・ヤリス、ホンダ・フィットなど強豪がひしめく激戦区で、出場台数は27台でした。

土曜日に行われた第1レースで、マツダ・イノベーションチームからエントリーしたマイケル・フリーマンの#55マツダ2は予選9位、同ピート・トンチュアの#17マツダ2は予選10位からレースをスタート。レース中盤までに#55は3位、#17は4位にポジションアップし、そのままゴールしました。ところが、再車検で失格者が出たため、それぞれは2位と3位に繰り上げとなりました。6日日曜日の第2レースは、#55が2番手、#17が3番手からスタート。コースコンディションはほぼウェット状態で水溜りも散見される中、最初の２ラップで#17がトップに立ちます。その直後、２番手の車両がコース上でスピンし、コースアウト。これによって後続がペースダウンしたことで、#17はアドバンテージを得ました。トンチュアはこのリードを最後まで守り抜き、念願の初優勝を果たしました。#55 フリーマンは最終的に４位入賞。

マツダ2がタイ・スーパーシリーズに出場するのはこれが2戦目。このあと同シリーズは、12月18日〜22日にバンセン・ストリートコースでクライマックスとなる最終戦が行われます。

【ピート・トンチュアのコメント】
「雨というコンディションで厳しいレースでしたが、3位と優勝というすばらしい結果で幸せです。タイ・マツダのサポートやチームが最高のクルマに仕上げてくれたことに感謝しています。次もすばらしいレースをお見せすること約束します」

【マイケル・フリーマンのコメント】
「マツダの皆様が応援に駆けつけてくださり、素晴らしいレースをお見せすることができて良かったです。私はマツダ車でレースができることを誇りに思っています。次もご期待ください」