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09年スター・マツダのチャンピオン、クリストドゥールーが
「マクラーレン・オートスポーツBRDCアウォード」のファイナリストに

北米のステップアップ・フォーミュラであるスター・マツダ選手権(STAR MAZDA CHAMPIONSHIP)の09年チャンピオンであるアダム・クリストドゥールー(20歳)が、昨年に続き「マクラーレン・オートスポーツBRDCアウォード」のファイナリスト6名に選ばれた。
同アウォードは、英国のモータースポーツ週刊誌である「オートスポーツ」誌、F1のマクラーレン、そして英国のBRDC(British Racing Drivers' Club)が合同で、その年に優秀な成績を収めた英国人ドライバーを対象に選抜し、さまざまなレース車両でスキルを競わせ、勝ち残った選手には5万ポンド(約750万円)の賞金とマクラーレンF1ドライブの機会を与えるというもの。過去にはデイビッド・クルサード(89年)、ラルフ・ファーマン(93年)、ジェンソン・バトン(98年)、アンソニー・デイビッドソン(00年)らが受賞。今年は12月6日に最終審査結果が発表される予定。
スター・マツダ選手権は、現在ではマツダRX-8に搭載されるRENESISロータリーエンジン(240馬力)を搭載するワンメイクレースで、歴史のある入門カテゴリー。アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)のサポートイベントとして開催されることが多い。マリオ・アンドレッティの孫でIRLドライバーのマルコ・アンドレッティ、ボビー・レイホールの息子であるグラハム・レイホールらもこのスター・マツダから巣立っていった。09年シリーズも激しくチャンピオンを争ったピーター・デンプシー(アイルランド、23歳)ら将来有望な若手ドライバーの育成に貢献した。
クリストドゥールーはギリシャ系英国人ドライバーで、08年にフォーミュラ・ルノー英国選手権でチャンピオンを獲得後、09年はその活躍の場をスター・マツダ選手権に移していた。
2009.11.17
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