Grand-Am GT 第5戦 デンプシーレーシングRX-8が
前回に引き続き4位獲得
2011 Grand-Am Rolex Series Round5
Memorial Day Classic, Lime Rock Park

Grand-Am GT 第5戦ライムロックパークは、シリーズの中でも珍しいワンデーレース。練習走行から予選、決勝までを1日で開催する。この第5戦において、#41デンプシーレーシングRX-8 GTのジェームス・グーとデーン・キャメロンが、前回に引き続き4位を獲得した。

「予選ではブレーキに問題があってタイムがのびなかったが、決勝では良い走りができた。ただ、あと少しのところで表彰台を逃したのは正直悔しい。次回こそは表彰台にのぼりたい」とグーが語った。「最後に自分のミスで表彰台を逃してしまった。シケインで縁石に乗り上げて走安が狂ってしまった。4位を素直に喜べない。」とキャメロン。

一方、予選11番手の#40 RX-8 GTのパトリック・デンプシーは、ライムロックパークを走るのは初めて。これまでは、自身の俳優業と重なったため、ライムロックパークの本戦に出走できずにいた。「ライムロックパークには何度も来たことはあるけど、レースまで走ったことがなかった。ここはとてもタフで難しい。ラップタイムの短縮に集中したけど、走行中に車両に違和感を感じた。最後までしっかりと走りきることができなくて残念だ。ただ、#41が4位を獲得できたので良かった」とデンプシー。決勝も11位だった。

一方、今回のスピードソースチームには不運が続いた。スタート直後に先行するデイトナプロトタイプが1コーナーでスピン。そこにGTカーが飛び込み大混乱となる。#69 RX-8はコースアウト。懸命にコース復帰して再スタートするも10位でフィニッシュした。#70 RX-8はトレンブレイのドライブによりトップ集団でレースを進めた。しかしながらオイルホースの破損によりピットストップ。修復し復帰したが、12位となった。
チームサーレンのRX-8は、#42 が7位、#43が13位でレースを終えた。

今回で#41デンプシーレーシング RX-8が128ポイントとなりシリーズ3位にジャンプアップした。

2011.6.4
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