コンチネンタルタイヤSTチャンピオンは、
マツダスピード3のi-MOTOレーシングに

グランダム2012シリーズ最終戦ライムロックパーク
9月28日にライムロックパークで行われた2012年グランダム・コンチネンタルタイヤSTシリーズ決勝レースで、マツダスピード3を駆るi-MOTOレーシングのピエール・クレイヌビング/ジェイソン・クルーニー組が優勝。同時に2012年のシリーズチャンピオンに輝きました。

ライムロックの1.53マイルトラックで行われた2時間半のセミ耐久レースは、ウェットコンディションで行われシーソーゲームのようなスリリングな展開を見せました。優勝したクライヌビングは、ポイントランキング首位のデレック・ウィティス/トム・ロング組(マツダMX-5)との決着をつけるべくこのレースに臨みました。序盤はウィティスが13周にわたってレースをリードし、そのまま逃げ切るかと見られましたが、6位以内入賞であればタイトル獲得の可能性があったものの、ロングがドライブ中の最後の45分間に失速し、10位完走に終わりました。レースリーダーとなったクライヌビングは、最後はアンディ・ラリーのキアが背後につけてチャンスをうかがいますが、振り切って優勝とシリーズタイトルの両方を手に入れました。

クライヌビングは、「今日はまさにタフなレースでした。でも雨に助けられました。もしドライだったら多分5位か6位でフィニッシュして、タイトルを逃す所でした。ラッキーだったと思います」と語りました。なお、シリーズ2位にはウィティス・ロング組が入り、マツダユーザーが1-2位独占という形でシーズンを終えました。

2012.10.2
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