SKYACTIV-D搭載マツダ6、グランダムGXクラス初優勝
グランダム第4戦ロードアトランタ

参戦4レース目にして新開発のマツダ6 GX(SKYACTIVクリーンディーゼル搭載)が、ジョージア州ロードアトランタで行われたグランダムレースでGXクラス初優勝を果たしました。ジョエル・ミラーとアンドリュー・カーボネルがドライブした#00 VISITフロリダレーシング・マツダ6が優勝し、チームメイトの#70スピードソース・マツダ6(シルベイン・トレンブレイ/トム・ロング組)が3位に入賞しています。レース中は、ライバルであるポルシェ・ケイマンと好バトルを繰り広げました。

この優勝は、グランダムシリーズ初のディーゼル・パワー車の勝利であり、同時に新型マツダ6による世界初の勝利でもあります。ジョエル・ミラーとアンドリュー・カーボネルにとっても、彼らの初グランダム勝利となりました。ミラーは、マツダモータースポーツの元スカラシップドライバーのひとりで、2007年のスキップバーバーチャンピオンです。カーボネルは、マツダと長くパートナー関係にあるフリーダム・オートスポーツのメンバーで、同チームは2011年のコンチネンタルタイヤSTシリーズのマニュファクチャラーチャンピオンをマツダにもたらしてくれた実力のあるチームです。カーボネルは、ミラーのレギュラー・パートナーであるトリスタン・ヌネスがロングビーチで行われたALMSレースに出場するため、今回ピンチヒッターとしてチームに合流していました。

北米マツダのモータースポーツダイレクター、ジョン・ドゥーナンは、「1991年にマツダはルマン24時間レースで優勝した最初のアジアメーカーとなりました。そして、本日SKYACTIVクリーンディーゼル搭載のマツダ6がGXクラス優勝を遂げたことは、マツダが恐れずにチャレンジに立ち向かっている証となりました。この勝利は、今後多数重ねるだろう栄光の最初の一歩です。そして、日本のマツダのロードカーの開発エンジニア達がスピードソースのレースエンジニア達と共同してこのレースカーの開発に当たったことが、大きく効果を発揮しました」と語っています。

2013.4.23
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