レーシングドライバーの寺田陽次郎さんが、6月28日(金)から30日(日)に米ニューヨーク州ワトキンスグレンで開催されるグランダムレースに「マツダ6 SKYACTIV-Dレーシング」で出場します。

寺田さんは、本年1月にもデイトナ24時間レースにこの「#00 VISIT FLORIDAマツダ6 SKYACTIV-Dレーシング」出場する予定でしたが、デビューレースだった同車にトラブルが発生してリタイヤとなってしまったため、レースで乗るチャンスがありませんでした。その後、エントラントであるスピードソース(フロリダ州)チームは、短時間でマシンを改良。その後5月のロードアトランタ戦でGXクラス初優勝すると、続くデトロイト戦でも連勝を果たしています。6月第2週に行われたミッドオハイオ戦では同車はオイルリークにより途中コース上に止まってしまいましたが、僚友の#70スピードソース・マツダ6 SKYACTIV-Dレーシングがクラス優勝しています。

66歳の寺田さんは、#00 VISIT FLORIDAマツダ6のレギュラーである21歳のジョエル・ミラーと17歳のトリスタン・ヌネスとともに、本年3勝目のGXクラス優勝を目指します。28日にプラクティス走行を行い、29日には公式予選、30日に決勝レーススタートとなります。マツダ6 SKYACTIV-Dレーシングは、マツダ製2.2リットル・ディーゼルターボエンジンを搭載したGXマシンで、約380馬力を発生します。

寺田さんは、「半年ぶりにマツダ6レースカーに乗れることをとても楽しみにしています。今度はレースでも思いっきり走れると思います(笑)。また、ふたりのヤングタイガー達の成長ぶりも見るのも楽しみですね」と語っています。