ワトキンスグレン初日、プラクティス走行開始

ニューヨークシティから約400km、ニューヨーク州第二の都市と言われるバッファローからでもクルマで2時間という内陸にあるワトキンスグレン。丘陵地帯に作られた約5.3kmのグランプリコースは、起伏に富みながら流れるようなレイアウトが特徴です。28日金曜日は、午後1時30分からプラクティス走行が始まりました。

グランダムROLEXレースは、2座席クローズドボディのデイトナプロトタイプ(DP)、FIA GT3が主流となっているGTクラス、そして最高出力が制限されたGXクラスが混在しています。この日のプラクティスでは、まずGT/GXクラスの専有走行から始まりました。この週末は雲が多く、時々強いシャワーが降ると予報されています。この日も午前中は雨で、プラクティスの直前にもざーっと強い雨が降りました。しかし、セッション開始後にぴたりとやみ、瞬く間にコースはドライコンディションへと変わっていきます。#00 VISIT FLORIDA Mazda 6 SKYACTIV-Dレーシングは、まず、ジョエル・ミラーがコースイン。セットアップを確認した後、2番手のトリスタン・ヌネスに交代しました。その後、寺田さんが登場。3周してピットインしたのち寺田さんは、「デイトナの時に感じたバイブレーションは、ほぼ解消しています。大きな進歩ですね。まだギアがこのコースに合っていないとか、ターボラグがやや気になり、低速域の加速感をもう少し改善したいなど、リクエストしたい所はありますが、総じて良好な手応えです」と話していました。その後、DP車との混走が1時間あり、GXクラスは#70がトップタイム、#00がセカンドタイムを記録してセッションは終了しました。

明日29日はプラクティスおよび公式予選が予定されています。

2013.6.29
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