マツダ6とマツスピード3がカンザスで優勝

8月17日(土)にカンザススピードウェイでグランダムレースが開催され、当地を初めて訪れたマツダチームにとって、グランダムGXとコンチネンタルSTのふたつの勝利を得たことで忘れがたき夜となりました。

グランダムGXレースは、前戦ロードアメリカと同様の展開となりました。シルベイン・トレンブレイとトム・ロングの#70 SpeedSourceマツダ6 SKYACTIV-D Racingがポールポジションを獲得し、ジョエル・ミラーとトリスタン・ヌネスの#00 VISIT FLORIDAレーシング・マツダ6がレースを制しました。この勝利によって、SpeedSourceチームが獲得したマツダのマニュファクチャラーポイントはさらにリードを拡大。ポルシェ・レーサーのジム・ノーマンに対するジョエル・ミラーのドライバーズポイント差もさらに縮まり、2レースを残してわずか7ポイント差となりました。また、ミラーは、グランダムシリーズのルーキーオブザイヤーランキングでもトップとなっています。

同日開催されたコンチネンタルタイヤSTレースでは、テイラー・ハッカードとデレク・ジョーンズのi-MOTOマツダスピード3が今季初優勝。マツダとBMW、ホンダがマニュファクチャラーチャンピオンシップで激しいバトルを展開しているこのレースで、マツダは今季4勝目を挙げました。チームポイントでは、現在トップ10に5つのマツダチームが入っています。

マツダUSAモータースポーツダイレクター、ジョン・ドゥーナンのコメント
「シーズン初頭に誰かがマツダは7連勝すると予言したら、それを信じることはできなかったでしょう。7連勝とはなんと凄いことでしょう。また、VISIT FLORIDA号も5勝目です。しかし、#70 SpeedSource号はまたしてもドライブシャフトのトラブルが発生しています。2014年シーズンに向けてエンジンパフォーマンスの向上は必須で、引き続き対策と開発を続けて参ります」

2013.8.26
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