デイトナスピードウェイはレース気分上昇中
2013年デイトナ24時間レース・プラクティス

25日金曜日のデイトナスピードウェイは、サポートレースの決勝レースなどが行われ、24時間レース出場車には1時間のプラクティス走行のみが用意されていました。3台のマツダ6 GXチームは、それぞれドライバー交代の練習などを繰り返し、レースカーを走らせるより周辺の準備を精力的にこなしました。

#70スピードソースのマツダ6は、チームオーナーのシルベイン・トレンブレイが数周確認走行を行った後、早々と周回を終了しピット作業の確認や効率的なドライバー交代の方法を練習していました。#00 VISITフロリダ号は走行せず、ひたすらピットイン時の確認事項の習熟に時間を使いました。ヤングドライバー達の多くは24時間レースどころか、ドライバー交代そのものが初めてです。何度も交代を繰り返し、手順を身体で覚えようと真剣な表情で練習に臨んでいました。前日のナイトプラクティスでパワーユニットにダメージを負った#25フリーダムオートスポーツのマツダ6 GXは細部に至るまでマシンをオーバーホールすることを優先して、ガレージから移動することなく整備作業を行いました。

この日の公式スケジュールは午前中で終了。ドライバー達もメカニック達もこの日は早めに撤収し、翌日のハードワークに備えて身体を休めておく必要があります。しかし、日本から#00 VISITフロリダ・マツダ6のヤングドライバーの先生役としてこの地を訪れている寺田陽次郎は、旧知の仲間が次から次へと訪れ休む暇がありません。1980年代のマツダ・モータースポーツを支えたジム・ダウニングやロジャー・マンデビルといったOBドライバー達も尋ねてきました。改めて寺田さんのキャリアの長さに驚かされます。その寺田さんが、チームの準備があらかた終了した後、チームメイトのヤングドライバー達4名を集めて、レクチャーを行いました。

「君たちがここにいるのは、速いからだ。私もそれは知っている。しかし、明日のレースはそれを見せる場所ではない。次の人にマシンを壊さずに渡すこと。クルマをいたわりながら走り、日曜日の15時30分に完走して皆で喜ぶ姿だけを想像して、自分自身と戦ってほしい」と語り、若者達は一様にうなずき、「サンキュー、テラダさん」と握手を求めていました。彼らのチームワークは、明日試されることになります。24時間の決勝レースは、26日土曜日の15時30分にスタートします。

Page Top