「マツダ6 GX」SKYACTIV-Dレーシング初の予選結果はクラス3位
2013年デイトナ24時間レース・公式予選

SKYACTIV-Dレーシングディーゼルエンジンを搭載したマツダ6 GXが出場するデイトナ24時間レースは、1月24日(木)に晴天のもと公式予選が行われました。

この日午前中に行われたプラクティス走行では、#25フリーダムオートスポーツのマツダ6 GXが快調な滑り出しを見せ、1時間のセッションをフルに使って徐々にマシンとドライバーの慣熟を進めました。4人のヤングドライバーとベテラン寺田陽次郎が乗る#00 VISITフロリダ号は、主催者から支給されたトランスポンダー(周回タイム自動計測装置)の接続不具合が発生し、その対策に時間を費やすという珍トラブルが起きました。マシンの調子は上々にもかかわらず、走り出せないもどかしさにヤングドライバー達は困惑顔を見せていました。しかし、セッション終了間際に、デイトナが初めてと言う最年少のトリスタン・ヌネスがコースイン。3周を走行しました。ヌネスは、「デイトナのバンク最高です。感激しました。クルマには何も問題はありません」とやや興奮気味に話していました。一方、エースカーの#70スピードソースは、パワーユニットに他の2台とは異なるセッティングを試す予定でしたがそれがうまく機能せず、結局2周走行しただけで元の状態に戻す作業に追われることになります。作戦は裏目に出てしまったようです。エンジンを載せ代えて夕方の予選に備えることとなりました。

公式予選は16時10分から15分間行われました。この時間は、マツダ6 GXは3台揃ってコースイン。結果は、アンドリュー・カーボネルの#25フリーダムオートスポーツがGXクラス3番手タイム、ジョエル・ミラーの#00 VISITフロリダが同4位、トム・ロングがドライブした#70スピードソースが同5番手で通過。チームは、ホッと胸をなで下ろしました。

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