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 マツダRX-8、2010年タルガタスマニアラリーに向けて発進 
  
このほどマツダオーストラリアは、2010年4月27日から5月2日に豪州南端のタスマニア島で開催される耐久スピードラリー「タルガ・タスマニア」に、マツダ RX-8 SPを出場させると公表した。  
  
2009年の同イベントでデビューしたマツダRX-8 SPターボは、2008年タルガチャンピオンのスティーブ・グレニーのドライブにより、堂々の総合10位でフィニッシュした。2010年は、この経験をもとに総合3位以内を狙ってマシンに改良を施している。「我々は2009年のタルガではいくつかの問題を抱えていたが、2010年モデルはより速く、強いマシンに仕上げることができた」、とグレニーは語っている。  
 
「この6ヶ月で我々は、タルガでトップクラスのマシンを凌駕するハンドリングを身に着けることができた。重量配分50:50のシャシーバランスは、これまで自分がドライブした中でベスト。タイトコーナーの続くコースが得意であり、高速コーナーでは、とても安定して速く走れる」。  
 
世界で最も過酷なターマックラリーであるタルガ・タスマニアは、5日間の日程で、約40のクローズド・スペシャルステージと一般公道コースで構成される総走行距離2,000kmを走破する。北海道を一回り小さくした大きさのタスマニア島をほぼ丸一周走破する距離だ。このラリーは競技スピードが速いのが特徴で、クラッシュやメカニカルトラブルを誘発しやすため、「カーブレイクラリー」と呼ばれる。参加台数は250台を超えると言われている。  
2009.12.28 
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