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全米ロータリーの祭典「セブンストック13」、開催される

アメリカ北部やテキサス、フロリダといった南部など全米各地からロータリーエンジン搭載車の愛好家、オーナーなどが年に一度一堂に会する祭典として知られる「セブンストック」が、今年も9月18日(土)にカリフォルニア州アーバインにある北米マツダ本社駐車場で行われた。

今年は全米各地の愛好家のほか、オランダやノルウェーなどのヨーロッパや南米、遠く日本からもファンが集結。完全レストアされた1967年製のコスモスポーツ(110S)でワシントン州シアトルから単独自走でやってきたオーナーもいた。このイベントは、1997年にロータリーファンクラブのひとつ、「南カリフォルニアRX-7 Club」のポール・ミューレン氏とロータリーファン数名の呼びかけで第一回が行われて以来毎年規模を拡大しながら開催されており、第四回からは北米マツダの敷地で開催されている。

13回目となる本年は、Grand Am GTシリーズにRX-8で出場しているSpeedSourceチームがシリーズ優勝し、マツダにマニュファクチャラーチャンピオンをもたらしたことで、その祝賀セレモニーが行われ、マツダ株式会社の山内社長からの祝福メッセージが読み上げられ、宮島名産「大願成就しゃもじ」がチームに贈られた。今年は、13B搭載のマツダBトラックやR100クーペ、RX-2、RX-3、RX-4といった古いクルマから大多数のRX-7、最新のRX-8まで参加車両は500台以上、参加者・観客・関係者の合計は6,000名を超えたという。北米マツダのジョン・エイベル氏は、「かくも多数のロータリーエンスージアストにお集まりいただき、感激しています。最近の我が社の商品でREを積むのはRX-8だけとなってしまいましたが、その革新的なスピリットは全てのマツダ車に息づいています」と挨拶した。

*「セブンストック13」の様子は、9/27週に特集を公開します。

2010.9.24
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