マツダフランス、
「レトロモビル」ショーにモータースポーツブースを出展

2月2日(水)〜6日(日)に、フランス・パリのパリ・エキスポ展示場にて、ヨーロッパ最大級のクラシックカーショー「レトロモビル」が開催され、マツダの現地法人マツダフランスが展示ブースを出展した。

「レトロモビル」は、年代物のロードカーやレースカー、それに関連するパーツやグッズ、モデルカーや書籍などを展示・販売するイベントで、毎年この時期に開催されている。1991年のルマン24時間レース優勝から20年目となる本年、マツダフランスは、マツダのモータースポーツヒストリーをメインテーマとした展示を行った。ルマン市のACO博物館から「マツダ787B」レプリカを借り出し、ベルギーの愛好家が所有するマツダRX-7グループBラリーカー、マツダラリーチーム・ベルギーからヨーロッパラリー選手権などに出場していたマツダ323グループA、1970年のルマンにロータリーエンジン搭載車として初めて出場したシェブロンB16マツダ(エンジンは当時の10Aから12Aに換装)などとともに展示。それらのレトロマシンとともに、2010年のロードスター発売20周年記念として行われたワンメイク耐久レースに出場したマツダMX-5も展示していた。

ブースは、ルマン24時間レースが行われるサルトサーキットの常設ピットとガードレールが再現され、リアリティにあふれたものとなった。集まったオールドカーファンは、あらためてマツダのルマン優勝の事実を思い出したようで、懐かしげに展示物に見入っていた。なお、同ブースで行われたオフィシャルレセプションには、マツダスピードの契約ドライバーとして1991年のルマン24時間レースにも出場したピエール・デュドネも出席。デュドネは、本年のルマン24時間レースを前に、マツダ製レーシングロータリーエンジンの開発ストリーとモータースポーツ関連ヒストリーをまとめた「ルマンメモリアルブック」を出版することを明らかにした。

2011.2.9
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