マツダ787Bのエキゾーストサウンドに観客からどよめきと拍手
9月1日〜2日 鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデー

1962年の開場以来本年で50周年を迎えた鈴鹿サーキットにて、記念のアニバーサリーイベントが開催され、マツダ787Bがデモランを行いました。二日間で6万人を超す観客が訪れたこのイベントで、マツダ787Bがグランドスタンド前を通過するたびにどよめきと拍手の嵐が巻き起こりました。

9月に入ったとは言え、気温は30度を超え、まさに盛夏真っただ中の感があったこの週末の鈴鹿サーキット。過去に鈴鹿サーキットを走った多くの名車や名二輪を操るため、往年のドライバーやライダー達も一堂に会し、この二日間はまさに「日本のモータースポーツを創り上げた人々達の同窓会」となりました。マツダからは、「世界に通ずる鈴鹿1000km」枠にマツダ787B 55号車が招待され、寺田陽次郎さんのドライブで両日ともデモランに参加しました。ニッサンR90CPや、かつて活躍したツーリングカーとともに787Bはコースインし、独特のロータリーサウンドを轟かせました。寺田陽次郎さんは、「久々に鈴鹿のフルコースを走りましたが、7,500rpmシフトでストレートを通過する時のサウンドは本当にいい音ですね。観客の皆さんに喜んでいただけたなら、僕も本当に嬉しいです」と語っていました。

9月2日の午前11時に行われたセレモニーには各自動車メーカーの代表が集まり、マツダからはRX-8 スピリットRに乗った副社長の金井誠太さんが加わりました。満員のグランドスタンドを前に、50周年を記念する5,000個の風船が放たれると、次々とレースカーやレーシングバイクが現れ、デモランを行います。複数のホンダF1マシンの走りでクライマックスを迎えたイベントには、マツダ787Bのほか、マツダR100スパ24時間仕様レプリカマシン、3ローターエンジンを搭載したGCマシンのMIZUNO SPORT 88S、ガレージスターフィールドさん所有のマツダ767Bなど4台のロータリーマシンが参加し、華を添えました。

2012.9.6
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