ラリーニッポン2012に2台のファミリアロータリークーペが出場

11月3日から6日に行われるヒストリックカーラリー「ラリーニッポン」に、2台の1970年型マツダファミリアロータリークーペが出場することになりました。MZRacingでは、このヒストリックカー公道ラリーに出場するこの2台の様子を折々お知らせし、応援するつもりです。

2009年から行われているラリーニッポンは、1974年年以前に生産された市販車車両による4日間のヒストリックカー公道ラリーです。アイキャッチャーとしてのラリーカーが日本の世界的文化遺産を巡ることで、日本の美しさ、歴史的・文化的価値の高さを広く海外にアピールしようという趣旨のもとで行われています。これまでは、毎年東京を起点とし京都をゴールとするものでしたが、本年は11月3日に京都・上賀茂神社をスタートし、滋賀県、福井県、三重県、岐阜県、長野県、静岡県、山梨県、神奈川県を経て4日後の6日に東京・靖国神社にゴールする日程が汲まれています。

今回1970年型ファミリアロータリークーペでラリーニッポンに参戦するのは、千葉市のサンアイワークスレーシングチームで、2011年の同ラリーでは同車を1台出場させ、完走を果たしています。本年は同型をもう1台投入し、2台体制でエントリーします。カラーリングとボディワークは、70年にマツダワークスチームがヨーロッパを転戦していたころのもの、特にベルギーのスパフランコルシャン24時間耐久に出場したときと同じものにしています。

現在2号車は、千葉市・幕張のサンアイワークス本店で鋭意作製中です。参加・完走することに大いなる意義のあるヒストリックカーラリーとはいえ、千分の一秒単位の正確さを競う「線ふみ」計測区間あり、リライアビリティ・ランありの長距離ラリー。代表の伊藤さんは、「昨年は80台中33位(車番と同じ)だったので、今年は順位を上げ、2台そろって入賞することをひそかに狙っています。どうか応援のほどよろしくお願いします」と語っています。

伊藤さんの「ひろか〜と」webサイト http://ameblo.jp/hirokart/

2012.9.11
Page Top