マツダファン多数が見守る中、「マツ耐」が岡山で初開催

12月9日(日)に参加型耐久レース「マツダファン・エンデュランス(通称:マツ耐)」が岡山国際サーキットで初開催されました。

MAZDA FAN FESTA 2012として開催されたこの日のイベントは、伝説のグループCカーや元マツダワークスドライバー、そのほかにも様々な名車が集う中でも、耐久レース好きなマツダファン達から「マツ耐」にも熱い視線が注がれていました。レースの主なルールとして、150分間の決勝レース中は燃料補給が禁止され、燃費走行が重視されます。1チームにつきドライバーは4人まで登録可能ですが、1人でも参加できるところも特徴的です。決勝レースは15台でスタートし、予選ポールポジションの大森/平石組RX-7が序盤のトップを快走。しかし、中盤に泉/加藤組ロードスターがトップを奪取しました。加藤はロードスター・パーティレースIIのシリーズチャンピオン、泉も同レース上位常連の強豪ペアです。そして53周目には新宅宏/新宅文亮/檜井/伊藤組ロードスターが2番手に浮上しました。こちらも元GTドライバーの檜井保孝をはじめ、スーパー耐久参戦ドライバー揃いというセミプロチーム。2時間半のレースは泉/加藤組が69周を走行し総合優勝、総合2位には新宅宏/新宅文亮/檜井/伊藤組ロードスター、総合3位に大森/平石組RX-7(クラス優勝)となりました。今大会は初の女性チームとして笹木/清水組キャロルが参戦し、クラス優勝を飾っています。また、マツダ社員チームの『人馬一体ロードスター』前田/藤原/毛籠組も参加し、入賞こそ逃したものの無事完走を果たしました。初心者からプロレベル、様々な車種が一緒の舞台で走ることができるのも「マツ耐」の魅力と言えるでしょう。

また、同日にはJAF公認タイムアタック競技、マツダファン・サーキットトライアル岡山ラウンドも開催され、昨年を上回る86台がエントリーしました。午前中には雪もちらつく中、デミオ&ベリーサLIGHTクラスの木南佑介と、オープンレシプロ1250MOREクラスの磯部幹夫がレコードを更新。また、新設のNORMALクラスにも多数が参戦し、新たなレコードを刻みました。中でもオープンレシプロNORMALクラスに参加した津田一樹は、ドライバー一人だけで今シーズンの全てのマツ耐とMFCTにBG8Z型ファミリアでWエントリーし、全戦でクラス優勝を果たす鉄人ぶりを見せました。全体では長谷川順一が出した1'49.830が今大会のベストタイムでクラス優勝を飾っています。

マツダファン・エンデュランス(マツ耐)公式サイト http://endurance.nr-a.com/
マツダファン・サーキットトライアル公式サイト http://circuittrial.nr-a.com/

2012.12.17
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