3月24日(日)に東京・千住関屋のシティカートにて、「MZRacingファンミーティング2013」が開催され、5〜6人ひと組計5組の即席カートチームによる1時間耐久レースを行い、親睦を深めました。

寺田陽次郎さんを総監督とするMZRacingチームには、女性タレントラリースト「いとうりな」さん、スーパー耐久シリーズに出場している野上達也さん、ナイトスポーツRX-8でマカオGPに出場している元GTドライバーの谷川達也さん、マツダOBの小早川隆治さん、MZRacingスタッフの福田信秀がチームを組んでレースに出場しました。それぞれ「走り」を売りにしている集団だけにハンディは必須。MZRacingは予選の結果に関わらず最後尾スタートとなりました。決勝レースは午前10時30分、ポールポジションの畠山さんを先頭に5台のレーシングカートが一斉にスタートしていきます。シティカートは、ファストコーナーとスローコーナー、S字やヘヤピンなどが組み合わされたテクニカルコース。ステアリング操作が忙しく、さぞかしドライバーたちは腕がしびれたことでしょう。

その中で最も光っていたのが、いとうりなさんのアグレッシブな走りです。日頃全日本ラリーをメインに活動し走行訓練を受けているりなさんは、スーパー耐久レースにも出場した経験があり、女性ジャーナリストなどで構成される女子カート部のにも所属しています。華奢な全身に力をみなぎらせ、荷重移動でマシンの向きを変えるスタイルで、タイムを詰めて行きます。そして、谷川・野上の達也コンビを出し抜き、なんとチーム内最速ラップタイムを記録しました。その甲斐あってか、MZRacingチームは最後尾スタートながら3位に入賞。ゴール後は集まった約50人のファンの皆さん、エントラントとともに労をねぎらいました。この日のレースのチーム優勝はオートエクゼチームで、個人優勝はチーム畠山の畠山智洋さんでした。また、同様のイベントを企画しますので、今回参加できなかった皆さんも是非お集まりください。

2013.3.26