スーパー耐久レース開幕戦に3台のRX-7が参戦
スーパー耐久レースシリーズ2011 第1戦
SUGOスーパー耐久3時間レース

スーパー耐久レースが5月29日(日)、スポーツランドSUGOで開幕した。3時間の決勝レースは、霧による視界不良で2度のセーフティーカー(SCカー)が導入。20分を残し2回目のSCカーが入ったまま赤旗中断でレース終了、3台のRX-7は4位、5位、7位でフィニッシュとなった。

開幕戦となる今回のレースには、31台が参戦。ST-3クラスには3台のRX-7がエントリーした。昨シーズンに引き続き岡部自動車は、2台のRX-7がシリーズ参戦。本年度はオーナーでドライバーの長島正明が、同クラスのZをドライブするため、#7「岡部自動車メーカーズRX-7」は白井剛/山崎学、#14「岡部自動車マイロード協新計測RX-7」は小松一臣/杉林健一で参戦となった。

午前中、小雨の中で行われた予選では、#7がBドライバーの山崎学が好タイムを出し4位、#14が7位。

一方、急遽スポット参戦を決めた#777「ドリームエンジェル☆味仙RX-7」(オギ姉/藤井組)は予選8位。「とても戦える状況ではなかったのですが、少しでも東北を盛り上げたいという気持ちで来ました。最後まで走りきるよう頑張ります」とオギ姉。前日にはレース関係者からの協力で集めたTシャツ950枚を避難所(山元町)に届ける支援活動を行ったという。

小雨の降り続く中、13時39分に決勝がスタート。レース中盤、霧により、レース中盤にSCカーが導入された。3台のRX-7はトラブルなく周回を重ねた。天候は回復することなくそのまま赤旗中断となり終了。#14が4位を獲得、#7は5位、#777は遅れをとるものの7位で完走を果たし、レースを終えた。

#14の小松一臣は、「前日の専有走行では調子がよく、手ごたえがあったのを感じていたのですが、今日のBドラ予選のクラッシュでリズムが崩れてしまいました。でも決勝では、中盤からいいペースをつかめ、SCカーのタイミングをうまく捉えることができ、結果4位でフィニッシュできてまずまずです。次戦はRX-7にとっては暑さとの戦いになると思いますが、頑張ります」と語った。
第2戦は7/23〜24に富士スピードウェイで行われる。

2011.6.10
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