「SUPER TEC」ラスト10分で岡部自動車RX-7は惜しくも優勝を逃す
スーパー耐久レースシリーズ2011 第2戦「SUPER TEC」
富士スピードウェイ / レース距離4時間

7月23〜24日、スーパー耐久シリーズ第2戦『SUPER TEC』が、富士スピードウェイで開催され、#14「岡部自動車マイロード協新設計RX-7」(小松一臣/増田芳信/杉林健一)は予選から速さを見せつけ、決勝でトップを快走するも優勝目前でペナルティを科され4位でレースを終えた。

23日、晴天の下行われた予選では、#14 RX-7の小松一臣が1週目のタイムアタックでトップタイムマークしAドライバー予選で1位。続く増田も好タイムで、#14 RX-7は2番手グリットを獲得。予選後、小松は「スリップを使えばまだいけた。52秒台も出せたハズ」とこの結果にも満足していない様子。#7「岡部自動車メーカーズRX-7」(白井剛/山崎学/安宅光徳)は9位からのスタートとなった。

翌24日(日)は暑さに弱いRX-7にとっては好都合の涼しい天気の中、決勝レースがスタート。#14は2ラップ目にトップのZをパスしトップに立った。その後もZとのバトルを繰り広げるが中盤より2位との差を広げてトップを快走。しかし、レース終了12分のところで黄旗中の追い越し違反により、ペナルティストップ10秒が科されトップから脱落。さらに後続の2台のマシンに追いつかれ4位でフィニッシュとなった。#7 RX-7はノントラブルで走り切り7位でゴールした。

レース後、「今回は、タイヤ温存、回転を抑えながらもトップに立てるいいレース運びだった」と小松。「優勝目前だったのに、(ペナルティは)とにかく悔しい以外言葉がありません」と3人のドライバーは悔しさを滲ませていた。

2011.7.31
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