S耐開幕戦SUGOは、積雪のため決勝レース中止

4月21日にスポーツランドSUGOで開催される予定だったスーパー耐久開幕戦3時間レースは、異例の春の大雪によって中止となってしまいました。このレースのST5クラスには、#17 NOPROデミオと#99 RS☆Rデミオの2台が出場する予定でした。

20日に行われた公式予選は、気温は低いものの、澄んだ空気のもと、ドライコンディションで行われました。S耐の予選は、登録されたAドライバーとBドライバーの最速タイムの合算で順位が決められます。ST5クラスは、#99のAドライバー、平井隆一さんがセッション開始早々から好タイムで周回し、デミオのライバルであるヴィッツを追い上げます。そして、一時トップタイムをマーク。その後逆転を許しますが、それでも記録は2番時計です。しかし、アタック中の黄旗区間で脱輪したことに対しペナルティが課せられ、ベストタイムが抹消されてしまいました。それでもBドライバーのタイムを合算しても3番手。開幕戦は良いポジションからスタートできることとなり、チームの士気は高まっていきました。「デミオ用のタイヤが昨年とは違うものとなっていて、それに合わせて走ることになりました。それでもクルマのパフォーマンスは悪くないです。予選3位は良い位置です」と平井さんはコメントしていました。もう一台の#17 NOPROデミオは予選6位でした。

翌日21日(日)は、未明から降り始めた雪の勢いが、夜が明けてからさらに加速。スポーツランドSUGOのコース、グリーンは真っ白となってしまいました。天気予報では降雪または降雨は午前中まで、とのことだったため主催者は天気の好天を待ちましたが、午前11時30分時点で「今大会のレース競技は中止」を決定しました。

2013.4.22
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