11月9日・10日にオートポリス(大分県日田市)にて開催されたスーパー耐久第7戦で、#99 RS☆Rデミオ（RYU1/濱口亮/野村浩史）がST-5クラス2位表彰台を獲得しました。

好天だった予選は良好なコンディションの中、#99 RS☆Rデミオが3位、#17 NOPROデミオ(野上敏彦/小原健一/野上達也)が5位につけました。デミオの両チームと#36ヴィッツを含めたシリーズランキング上位争いに注目が集まりました。

決勝レースは、朝から昨年同様の霧と雨が降る展開。ウォームアップ走行も中止となり、午後2時に5周以上のセーフティカー(SC)ランと言う形でレースはスタートとなりました。ひとりのドライバーの最大走行時間のレギュレーションが適応外となり、スタート後2周目に2台のデミオはピットイン。ドライバー交代を行います。次の周にも再度ドライバー交代を行って規定ピットを完了し、雨の中のSCランへと戻りました。小原がスタートし、2度目のピットインで再び小原がコースに戻ったNOPROデミオは、素早いピットワークでクラス3位まで順位を上げます。霧が晴れ雨脚が少し弱くなった所でSCが解除。ここで猛烈な勢いで追い上げてきたのがピットで順位を下げてしまったRS☆Rデミオ。前を走るマシンを追い抜き6位から3位まで浮上。めまぐるしく変わる天候の中でＳＣが何度か入り、残り10分で、RS☆Rデミオが２位のポジションを奪取しチェッカーを受けました。NOPROデミオは5位でゴール。

今シーズンはRS☆Rデミオがシリーズ3位、NOPROデミオがシリーズ4位とシーズンを通してデミオは活躍しました。富士7時間でNOPROデミオが初優勝し、鈴鹿のスプリント戦ではRS☆Rデミオも初優勝してシリーズを盛り上げました。来シーズンの活躍にも期待しましょう。