NOPROデミオが新カラースキームで本年のS耐にエントリー
スーパー耐久シリーズ

3月1日(土)・2日(日)に開催された鈴鹿サーキット恒例の「モータースポーツファン感謝デー」に今年スーパー耐久にフル参戦するロードスターとデミオが参加しました。

念願のシーズンエントリーとなった愛媛から参戦の#88村上モータースNCロードスター(ST-4クラス)と昨年の第4戦富士7時間レースでマツダレシプロ車としてスーパー耐久初優勝を遂げた#17 NOPROデミオ(ST-5クラス)の2台がそれです。NOPROデミオは、今シーズンはカラーリングを一新し、ソウルレッドを基調とした最近のマツダモータースポーツカラーに変身。スポンサーロゴ等は暫定ながら、本イベントが初お披露目となりました。

今回のファン感謝デーには、スーパー耐久各クラスから合計20台が参加。午前中の占有テスト走行では、両マシンともクラスのライバルチームに肉薄するタイムを記録し、3月最終週に行われるツインリンクもてぎでの開幕戦に向けて弾みをつけました。1日目のフィナーレを飾るスーパー耐久トワイライト・模擬レースや翌日のデモレースでは、このマツダ車2台が実戦さながらの走りで鈴鹿サーキットを駆け抜け、エクゾーストノートが響く鈴鹿の空に花を咲かせました。両日レーシングコースで開催されたグリッドウォークでは沢山のモータースポーツファンに囲まれ、シーズンインに向けてチームのモチベーションは更に上がったことでしょう。NOPROデミオに記されたドライバー名を見ると、野上敏彦・達也親子と小原健一のレギュラーに加え、昨年の初優勝の立役者となった谷川達也の名が。所用のためこの日欠場した谷川さんは、電話インタビューに応えて「シリーズフル参戦は日程的に厳しいのですが、ひとつでも多くのラウンドに出場しチームに貢献したい」と語っていました。

2014.3.10
Page Top